青空にオオグソクムシ【毎日新聞】
日本一深い駿河湾の深海魚漁の本拠地、静岡県沼津市戸田(へだ)の深海魚情報発信拠点「ヘダトロール」に変わり種こいのぼり「オオグソクムシのぼり」が掲げられた。本来は水深150~200メートルの海底にすむオオグソクムシが春の青空を泳いでいる。
ヘダトロールを任され、戸田の深海魚を家庭に届ける「深海魚直送便」を手がける青山沙織さん(39)が発案。干物のぼり、アマビエのぼりなど数々の変わり種こいのぼりを作った沼津市のオフィスグルーが制作した。長さ約1メートル、幅約50センチ。何でも食べる「深海の掃除屋」のキモかわいい姿を再現した。