USBメモリを使用するとき気をつけること
皆さんUSBメモリを使用するときどのようなことに気を付けていますか?
私は会社でUSBメモリを使用する際、ファイルに使用日、使用目的、名前を書かなければなりませんでした。なんとなくセキュリティのためと思っていましたが、ちょうどSNSで「家で作成した資料を自分のUSBメモリに入れてきたため社内のPCに挿していいか?」というツイートが話題になっていたこともあり、USBメモリの安全性について今回は詳しく調べることにしました。
その1.USBメモリはリスクがいっぱい!
USBメモリは、悪意のあるソフトウェアやウイルス(PCやネットワークに危害を加えるもの)の感染経路として非常にリスクが高い媒体です。
家のコンピューターが最新のセキュリティ対策をしていない場合、USBメモリにウイルスが含まれる可能性があります。それを会社のPCに挿すことで、社内ネットワーク全体に感染が広がり、データ流失やシステムの停止を引き起こす恐れがあります。
その2. データ流失のリスク!
USBメモリは紛失しやすく、盗難される可能性も高い媒体です。
機密情報が入っている場合、その情報が第三者に渡る危険があります。データの入った社内の機密データが外部に漏れれば、信用をそこなう、法的問題が発生する可能性があります。
その3. ルール違反になってしまう可能性!?
多くの会社では、情報セキュリティに関する厳格なルールがあります。
USBメモリの使用は、これらのルールに違反する可能性があります。特に機密情報を扱う会社では、そもそもUSBメモリの使用が禁止されており、法的に問題となることがあります。
まとめ
以上の理由から、家で作成した資料をUSBメモリに入れて社内のパソコンに挿すことは、リスクが高く推奨されません。社内のセキュリティポリシーを守り、安全なデータ移行方法を利用することが大切です。例えば、クラウドストレージ(インターネット上のデータ・ファイル保存場所)や、暗号化されたデータ転送手段(パスワード)を使うことで、これらのリスクを軽減できます。しかし、USBメモリはとても便利で使いやすいため無いと困る方も多いかと思います!
現在は「セキュリティー機能付きUSB」が発売されており、デバイスの使用制御機能があります。たとえば、管理権限をもっていない社員の利用を制限、使用期間や貸出期間を設定、使用するデバイスを限定といった機能を利用できます。通常のUSBメモリよりも安全性に優れているため、不正使用、情報流出を防ぐことができます。
安全にデータを扱う方法はたくさんあるので、自分に合ったやり方で情報管理していきましょう!
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