ポケモン×マクドナルドから考える “IP(知的財産)の守り方・活かし方”
こんにちは!最近、ニュースになったマクドナルドの転売問題。
今回は「ポケモン×マクドナルドから考える “IP(知的財産)の守り方・活かし方”」ということで、転売騒動から見えるブランド価値と身近なリスクを考えてみました。
マクドナルドの転売問題から見える「ブランドを守る力」
最近「IP(知的財産)」という言葉をよく耳にしませんか?
特許や商標といった難しいものをイメージしがちですが、実はもっと身近なものもIPなんです。
- 会社のロゴや商品デザイン
- お店や団体のキャラクターや名前
- 学園祭で作ったキャッチコピーやキャラ
- 地域の観光キャッチコピー
- 自分が描いたイラストやSNSで発信した文章
こうして見ると、「あ、自分にも関係あるな」と思いませんか?
そんなIPの大切さが注目されたのが、先日のニュースで話題になった マクドナルドの「ポケモンカード付きハッピーセット」転売問題 です。
何が起きたのか?
大人気のキャンペーンでしたが、その一方でこんな問題が起きてしまいました。
- 一部の人がカード目当てで大量購入
- 食べ物は食べずに捨てられてしまう
- カードはネットで高額転売
「マクドナルドみたいな大企業だからでしょ?」と思うかもしれませんが、実はどんな会社や団体にも関わる話なんです。
ポケモンが「知的財産」として狙われた理由
では、なぜポケモンカードがここまで転売の対象になったのでしょうか?
それは、ポケモンというキャラクターが 知的財産(IP)として大きな価値を持っているから です。
- キャラクターやデザイン → 著作権
- ロゴやブランド名 → 商標
- 商品やサービスの独自性 → 知的財産としての価値
ポケモンは世界中で愛されるブランドだからこそ、価値が高く、転売のターゲットになってしまったんですね。
でも大事なのは、ポケモンというIPそのものに問題があったわけではない ということです。
本当の課題は「使い方」
問題の本質は、マクドナルド側のキャンペーンの仕組みにありました。
- 数量制限が十分でなかった
- 転売や買い占めを防ぐ対策が弱かった
- その結果、食品廃棄やお客様の不満が広がった
つまり、強力なIPをどう活かすかは“使い方次第” なんです。
魅力的な知的財産も、扱い方によってはプラスにもマイナスにもなる。
これは大企業だけでなく、中小企業や地域団体にも言えることです。
あなたの周りでも起こり得ること
「転売」とまではいかなくても、こんな経験はありませんか?
- 自社のロゴや写真が、勝手に他社サイトに使われていた
- ブランド名がネットで間違って紹介されていた
- 地域のキャッチコピーを他団体に真似された
- SNSで“公式っぽい情報”が流れて、問い合わせが増えた
こうしたことも、すべて「知的財産やブランドの管理」に関わることなんです。
つまり、IPは特別な会社の話ではなく、私たちみんなに関係するテーマなんですね。
オフィスグルーがお手伝いできること
オフィスグルーは、20年間ホームページ制作やデザインを手がけてきました。
経験の中で強く感じるのは、デザインやWebは「見た目を整えるため」だけじゃなく、ブランドを守り、正しく伝えるための大事な道具 だということです。
例えば…
- Webサイト → 正しい情報を発信する公式の場をつくる
- ロゴ・パンフレット・名刺 → ブランドの「顔」を整えて信頼感を高める
- ブランディング提案 → 自社や団体の強みを資産として活かす仕組みを考える
ブランドや知的財産は、「守る」ことと同じくらい「活かす」ことも大切なんです。
まとめ
マクドナルドの転売問題は、ポケモンというIPに問題があったわけではなく、活かし方や仕組みづくりの課題 から起きたものでした。
この事例から学べるのは、ブランドや知的財産は「ただ守るだけ」ではなく、どう伝え、どう活かすかが大切だということです。
- 会社やお店のロゴや商品デザイン
- 学校や地域でつくったキャラクターやスローガン
- 自分が描いたイラストやSNSでの言葉
これらはすべて知的財産であり、誰にとっても大切なブランドです。
守られ、正しく伝えられれば価値は大きくなり、逆に誤解されたり軽んじられると一気に失われることもあります。
マクドナルドの事例をきっかけに、
「自分にとっての大切なブランドは何だろう?」
「それをどう守り、どう伝えていこう?」
そんな視点を持つだけで、日々の発信や取り組みが少し変わってくるはずです。
オフィスグルーは、Webやデザインを通じて、企業や団体のブランドを守りながら「ちゃんと伝わる」発信をお手伝いしています。
- 自社の公式サイトをもっと信頼感ある形にしたい
- ブランドを整理して、発信の軸をつくりたい
- デザインを活かして広報を強化したい
そんなときは、どうぞお気軽にご相談ください。