もうパスワードに振り回されない!“パスキー”でサクッと守る自分のアカウント

今回は話題の「パスキー」についてお話しします。
最近、SNSのなりすましやアカウント乗っ取りのニュースをよく見かけませんか?
実は私自身も、先日Instagramのアカウントで“なりすまし被害”にあいました。
自分の顔写真や名前が勝手に使われて友人にメッセージが送られていたんです。まさか自分が…と思っていたので、正直ゾッとしました。
そんな中でよく耳にするのが「パスキー」という新しい仕組み。ニュースなどで聞いたことがあっても、「結局パスワードや2段階認証と何が違うの?」と感じる方も多いと思います。
今日はそんな“パスキー”について、できるだけやさしく説明してみます。
「パスキー」ってなに?
パスキーは、簡単に言うと「パスワードを使わずにログインできる新しい方法」です。
スマートフォンやパソコンに登録しておけば、指紋認証や顔認証、PIN(数字)などでログインできます。つまり「覚える」ものではなく、「持っている端末で認証する」ものなんです。
これまでは英数字を組み合わせたパスワードを入力していましたが、パスキーは「端末があなた本人であること」を証明してくれる仕組み。
他人が真似することがほぼ不可能です。
パスワードや2段階認証との違い
2段階認証は、パスワードのあとに「SMSコード」や「認証アプリの数字」を入力して、もう一度本人確認を行う方法です。
確かに安全性は高まりますが、基本のパスワードが漏れたら危険なのは変わりません。
また、スマホをなくしたり、SMSが届かないとログインできないという不便さもあります。
一方、パスキーはパスワードそのものを使わない仕組み。
「スマホ(端末)+生体認証」がカギになっており、2段階認証よりも“ワンステップで安全”と言えます。つまり、2段階認証の進化版のようなものなんです。
仕組みをざっくり言うと…
パスキーは「公開鍵」と「秘密鍵」という2つのカギで本人確認を行います。
公開鍵はサービス側に登録されるカギ、秘密鍵はあなたのスマホやPCの中だけにあるカギ。
ログイン時はこの2つが合うかどうかで認証します。秘密鍵は外に送られないので、フィッシングサイトに入力してしまっても盗まれません。
つまり、「打ち込む」情報がない=盗まれないという発想です。
設定は意外とカンタン!
「難しそう…」と思うかもしれませんが、設定は数タップで完了します。
InstagramやGoogleの設定画面で「パスキーを追加」→ 指紋や顔認証をするだけ。
次回からはパスワード不要でログインできます。
スマホを紛失しても、別の端末で同じアカウントを設定すればOKです。
オフィスグルーとして感じる“デジタル時代の安心”
オフィスグルーでは、ホームページ制作やSNS運用のお手伝いをする中で、セキュリティ対策の重要性を強く感じています。
特に最近は「問い合わせフォームからの迷惑メール」や「SNSのなりすまし」が急増中。
アカウントを守ることは、会社の信用を守ることでもあります。
パスキーのような仕組みを導入することは、「セキュリティを強化する」だけでなく、
「お客様に安心して見てもらう」ための信頼づくりにもつながります。
まとめ:これからの“安全の新常識”
・パスワード:覚える鍵
・2段階認証:覚える+追加コード
・パスキー:端末と生体認証で自動ログイン
たったこれだけの違いで、安心感は大きく変わります。
これから新しいスマホやPCを使うときは、「パスキー対応しているか」もチェックしてみてくださいね。
オフィスグルーでは…
オフィスグルーでは、「安全で信頼されるホームページ制作」や「SNSの安心運用サポート」も行っています。
・ホームページのSSL化・セキュリティ診断
・乗っ取り対策を意識したWordPress設定
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