いざという時に困らないための災害シミュレーションと映像通報システム(Live119)
2024年8月8日に宮崎県で震度6弱の揺れを観測したマグニチュード7.1の地震で、気象庁は南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっているとして南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を初めて発表し、巨大地震への注意を呼びかけました。
東海地方では昔から「東海地震」「東南海地震」が来ると言われ続けていたので、防災対策をしている人も多いのではないでしょうか? それでも今回の発表を受けて、今一度防災対策をしようと思った方も多いはずです。 自分自身も水を買い足したり、寝室の枕元に着替えなどの入ったリュックを置くようにしたりしました。
最近では、地震だけでなく台風などによる水害も増えてきて実際に災害に遭った際の防災行動を確認しておく必要があるのかなと感じます。 そこで今回は、スマートフォン一を使ってゲーム感覚でできる防災シミュレーションと、いざという時に役に立つLive119についてご紹介します。
防災シミュレーション(地震編)
パソコンスマートフォンから下記URLにアクセスすることで実際に体験することが出来ます。
このシミュレーションでは、「震度6強の地震発生を想定」したコンテンツとなっています。
災害時に気をつけるべきポイントやスマホの活用方法を、体験しながら学ぶことができます。
参考サイト: https://www.sp-hinan.jp/
防災シミュレーション(水害編)
パソコンスマートフォンから下記URLにアクセスすることで実際に体験することが出来ます。
このシミュレーションでは「大型の台風が日本に上陸し、水害の危険性が高まった状況を想定」したコンテンツとなっています。
最近、沼津市では台風被害により黄瀬川大橋が崩落したりと、甚大な被害が出ました。異常気象により同じような状況になったときの備えや、スマホによる情報収集の仕方を学ぶことができます。
参考サイト: https://www.sp-hinan.jp/suigai/
いざというときに的確な指示を受けながら処置が行えるLive119
Live119とは?
Live119は、119番等の緊急通報時における音声・映像情報を、通報現場と消防指令センター間で迅速かつスムーズに共有することを目的に開発した映像通報システムです。 消防指令センターが119 番通報の発信者を確認し、Live119によるビデオ通話の開始を依頼します。スマートフォンのカメラ機能を利用し、通報者の撮影ビデオ映像を使用した通話を行います。
Live119の始め方
Live119を利用するにあたって特別なアプリ等をダウンロードする必要はありません。
- 119番通報を受けた際、消防の判断により必要に応じて通報者にLive119のビデオ通話を依頼します。
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了承が得られたら、通報者のスマートフォンにショートメッセージで、映像送信用URLを送信します。※ショートメッセージを開く前に、電話の音声をスピーカーフォンに切り替えるようお願いすることがあります。
- 通報者が、受信したURLをタップするとスマートフォンのブラウザが起動し、専用ウェブサイトにアクセスし、映像の送信を開始します。撮影している映像は通信指令員へ伝送されます。
通信指令員が現場の状況を映像で確認し指示を出してくれるので指示に従って応急処置などを行います。
Live119が使用された最近の例
女子高生が飲食店で食べ物をのどに詰まらせた高齢の女性に応急処置をして命を救ったというニュースも報道されていました。
参考サイト:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240621/k10014488331000.html
最後に
災害はいつ起こるかわからないので日頃からの備えが大切です。
いざという時に適切な対応が取れるようにあらかじめ行動のタイミングを設定したり、安否の伝え方を知っておいたりすることも大切な防災です。
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