活用してますか?便利なAIツール
皆さんは日頃、AIを活用していますか?
近年、AI技術は急速に進化しており、さまざまな分野で私たちの生活をサポートしてくれています。最近では無料で利用できるAIツールが数多く登場しています。 文章の作成から翻訳・画像生成など、できることが多いので上手に活用できれば業務時間と労力の節約に繋がります。
今回は、初心者の方でも簡単に始められる無料AIツールを紹介します。
生成AIとは?
生成AIとは、さまざまなコンテンツを新たに生み出す人工知能(AI)のことです。 従来のAIが決められた行いを自動化するのに対し、生成AIはデータから学習したパターンや関係性を活用し、テキスト、画像、動画、音声など多岐にわたるコンテンツを新たに生成できます。
専門知識のない人でも特別なスキルを必要とせず、生成AIを利用するだけで、新たなコンテンツを生成できます。
無料で使える生成AIツールの紹介
1.ChatGPT(OpenAI)
文章生成や質問応答が得意です。文章の要約、翻訳、表の作成などを行うこともできます。
【主な使い方】
・原稿の作成
・アイデア考察
・文章の要約、翻訳 など
※無料版は2022年1月分までの情報しか入っていないので最新の情報は反映されていないので注意が必要。
2.Grok(xAI)
最近、X(旧Twitter)に搭載されたAI機能です。
Xの投稿やリンクを分析したり、ウェブ検索を活用して最新情報を提供したりできます。他の対話型AIよりも人間味のあるユーモアな回答が得意です。
chatGPTと違い画像の生成をすることもできます。
【主な使い方】
・原稿の作成
・アイデア考察
・相談相手代わり
・イメージ画像の作成 など
※画像の生成は著作権などに注意が必要です。
3.Google Gemini
Googleが提供する無料AIで、検索エンジンとの連携が強み。
ニュアンスを含んだ情報の理解や複雑な質問への回答が可能で、ChatGPTより情報収集に優れています。
【主な使い方】
・原稿の作成
・文章の要約、翻訳
・論文や数学など問題の解説
・画像生成、解析
・音声データなどの校正、要約
・動画の内容を認識してテキスト化 など
※画像の生成は著作権などに注意が必要です。
生成AIを使う上での注意点
【情報の信憑性に配慮する】
生成AIは蓄積された学習データに基づいてコンテンツを出力しているため、誤情報を生成する可能性があります。
また、学習している情報が古い場合は最新の情報が反映されない可能性がある点にも注意が必要です。過度な信用はせず、一度自分の目で情報の真偽を確かめることが大切です。
【情報漏えいのリスクに注意する】
入力した情報は学習データとして利用される場合があります。たとえば従業員の個人情報や顧客情報、製品開発情報や会計情報などをプロンプトに入力すると、情報漏えいやプライバシー侵害につながるリスクが懸念されます。とくに生成AIを業務利用する場合、機密情報の取り扱いに関する厳格なルールの策定が必要です。
【著作権などの権利侵害に注意する】
生成AIが学習したデータにWebサイトのテキストや小説、人物の肖像、映像、音楽などが含まれている場合、類似するコンテンツを生成して著作権や肖像権などを侵害する可能性があります。
まとめ
AIを利用することで、今まで時間のかかっていたこともあっという間にできるようになります。
実は、この記事を書くのも生成AIを利用しています。
文章を作成するのが苦手な私でも簡単にこの量の文章を作成することが出来ました!
ただしあくまでも原稿のたたき台をAIで書いて貰い、その後は内容に間違いがないか?言い回しがおかしくないか?など最終的な確認と校正は私が行っています。
生成AIは、業務効率化につながるようなメリットも多い反面、気をつけなくてはいけない事もありますが、上手に活用していけばとても便利なツールです。
是非普段の業務などに活用してみてくださいね。