年末年始、情報セキュリティ対策はどうすればいいの?
あっと言う間に2022年も終わりを迎えようとしています。
年末年始で忙しい方も多いのではないでしょうか?
そんな忙しい年末年始こそ、気を付けなければならないのがセキュリティ対策です。
長期休暇の時期は、職場や普段使用しているパソコン等の元から長期間不在になります。
このような場合、ウイルス感染や不正アクセス等の被害が発生した際の対処が遅れたり、それにより被害が拡大したりする恐れがあります。
多数の機関が、年末年始における情報セキュリティに関する注意喚起を呼びかけています。
年末年始における情報セキュリティに関する注意喚起
https://www.ipa.go.jp/security/topics/alert20221213.html(情報処理推進機構)
政府機関と警察庁が年末年始のセキュリティに関する注意喚起、要点をポスター化
https://internet.watch.impress.co.jp/img/iw/docs/1465/305/html/01.png.html(INTERNET Watch)
今回は、年末年始に必要な情報セキュリティ対策について確認していこうと思います。
長期休暇に入る前にするべきセキュリティ対策として、以下のようなものがあります。
1.従業員との連絡体制の確認
万が一の不測の事態に備えます。
2.機器やデータの持ち出しルールの確認
ウイルスを社内のネットワークに拡散させてしまうのを防ぎます。
3.重要なデータや設定のバックアップの実施
バックアップをとったりバックアップデータの変更ができないようにすることで、重要なデータを失ったり書き換えられたりすることを防ぎます。
4.アクセス制御に関する対策
アクセス権限の確認、不要なアカウントの削除などをすることで関係者以外のアクセスを防ぎます。
5.OSやセキュリティソフトのアップデートの確認
※OS:コンピューターが動作するために必要となるソフトウェアのこと
6.利用機器のファームウェアを更新
※ファームウェア:ハードウェア(PC機器本体そのものやキーボードなど、物理的なパーツの総称)を動かすためのプログラムのこと
7.長期休暇中に使用しない機器の電源を落とす
余計な不正アクセスを防ぐために行ってください。
長期休暇明けにするべきセキュリティ対策としては、以下のようなものがあります。
1.長期休暇中に更新されたOSやセキュリティソフトの定義ファイルの確認・更新
長期休暇中にOS等の修正プログラムやセキュリティソフトの定義ファイルの更新等が公開される可能性があります。適用しないとセキュリティ対策に不備のある状態が続いてしまうので、必ずご確認ください。
2.長期休暇中に持ち出しされていたPC等の機器の確認
不正プログラムに感染していないか、専用対策ソフトウェア等で確認します。
3.不審なメールやその添付ファイルを開かないようにする
長期休暇明けは確認するメールの量が増え、不審なメールやその添付ファイルを開きやすくなってしまいます。必ず、OSやセキュリティソフトのアップデートを確認・適用してからメールチェックをするように心がけてください。
今回は、年末年始におけるセキュリティ対策についてお話しさせていただきました。
普段から気をつけていることでも、忙しさや長期休暇明けで忘れてしまうかもれません。
仕事納め前に必ず長期休暇前後の情報セキュリティ対策の確認をして、楽しい年末年始をお過ごしください♪
年末年始 営業日のお知らせ
年末年始のお休みの期間と年始の営業開始についてお知らせさせていただきます。
誠に勝手ながら、下記日程を年末年始休暇とさせて頂きます。
令和4年12月28日(水)~令和5年1月4日(水)
なお、年末年始休暇中のお問い合わせにつきましては、1月5日(木)に順次対応させていただきます。
大変ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご了承の程よろしくお願い申しあげます。
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