ディスクメディアの劣化について
皆さん、写真データやパソコンで作ったデータは何に保存していますか?
USBメモリやCDやDVD等のディスクメディアに保存している方が多いと思いますが、その保存した大切なデータを消失してしまうととても悲しい思いをすることになります。
ディスクメディアなら半永久的に保存しておけると思っている方が多いですが、実は保管状態が悪いと、ディスク自体が劣化し、データが失われてしまいます。
実際にCDやDVD、Blu-rayなどの光ディスクの寿命は10年~30年と言われています。
ディスクメディアにデータを保存されている方は、以下のポイントに注目して正しく保管することが大切です。
- 直射日光や高温多湿を避ける
ディスクメディアを保管する場所は、直射日光や高温多湿の場所は避けるようにしましょう。可能であれば、冷暗所や湿気の少ない場所に保管することをお勧めします。 - ディスクメディアを落とさないようにする
ディスクメディアは、落とすと傷つくことがあります。保管場所や移動する際は、落下しないように十分に注意しましょう。 - 磁気を避ける
ディスクメディアは、磁気に弱いため、磁気の強いものに近づけないようにしましょう。例えば、スピーカーや電子レンジなどから遠ざけることが大切です。 - 定期的に読み込みを行う
ディスクメディアに保存したデータが大切な場合は、定期的に読み込みを行うことをお勧めします。ディスクメディアが読み込めなくなってしまった場合、データが消失する可能性があるため、注意しましょう。 - バックアップを取る
データを1つのディスクメディアに保存するのではなく、別のディスクメディアにバックアップを取ることをお勧めします。複数の場所にバックアップを取っておくことで、何かしらの問題が起こっても安心です。
以上のポイントに気をつけることで、ディスクメディアを正しく保管することができます。
最近ではクラウドストレージサービスが一般的になってきており、ディスクメディアに保存するよりも安全性が高いとされています。クラウドストレージサービスを利用する場合は、信頼性の高いサービスを選び、パスワードやセキュリティ設定にも十分に注意しましょう。
あと1ヵ月もすれば梅雨の時期がやってきます。
データが消失してしまうと、復元することが難しい場合もありますので、今一度保管状態を確認してみましょう。