最近の流行りの特殊詐欺「サポート詐欺」
皆さんこんにちは!本日は毎日のようにニュースになる特殊詐欺、特に「サポート詐欺」についてお話ししたいと思います。
最近は新しいタイプの特殊詐欺が次々と現れ、手口も多種多様化しています。被害者の多くが「まさか自分が被害に遭うとは思っていなかった」と口にするほど、だます手口は巧妙らしいです。 その中でも「SNS型投資詐欺」「SNS型ロマンス詐欺」「サポート詐欺」が急増しています。
特殊詐欺の3大タイプ
【SNS型投資詐欺】
有名人の写真や名前を勝手に使ってSNSで「投資すれば儲かる」と信じ込ませ、投資アプリに誘導し、偽の利益を表示して信用させてから、指定の口座に送金させる詐欺。
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/new-topics/investment/
【SNS型ロマンス詐欺】
NSやマッチングアプリで狙った相手を言葉巧みにだまし、信頼や好意を得てお金を送金させる詐欺。外国人や海外在住者を名乗り、親近感や恋愛感情を抱かせてから投資や送金を頼むのが一般的。
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/new-topics/romance/
【サポート詐欺】
サポート詐欺は、ネット閲覧中に突然ウイルス感染の嘘画面や警告音で不安を煽り、偽のサポート窓口に電話させて金銭を騙し取ったり、遠隔操作ソフトをインストールさせる手口です。
https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/countermeasures/support-fraud.html
この他にも特殊詐欺には色々種類がありますが、パソコンやインターネットを使っていると1度はヒヤッとした経験があるのが「サポート詐欺」ではないでしょうか?
サポート詐欺の手口
【偽の警告画面を表示したりして不安を煽る】
偽の警告画面を表示し、警告音や音声メッセージで不安を煽って、偽の電話番号に電話させる手口です。ウイルス感染とは関係なく表示され、信じさせるために実在の企業ロゴが使われることもあります。
【有償サポートやセキュリティソフトのインストールを勧める】
偽のセキュリティ警告画面にあるサポート窓口に電話すると、有料サポートを勧められます。支払いはクレジットカードやギフトカード、コンビニ決済などで行われます。また、セキュリティソフトと称して遠隔操作ソフトをインストールさせられ、アカウント乗っ取りや不正送金をさせます。
【これってサポート詐欺?と思ったら】
- 偽の警告画面を閉じる
偽の警告画面が出たら、ブラウザを終了しましょう。もし終了できない場合は、強制終了するかパソコンを再起動すると閉じられることがあります。 - 警告表示画面の指示に従わない
偽のセキュリティ警告画面にある電話番号には絶対に電話しないでください。また、指示されたアプリやソフトはダウンロードやインストールをしないでください。もしインストールしてしまった場合は、ネットから切断してウイルスチェックを行い、インストールしたアプリをアンインストールしてください。可能なら初期化をして、パスワードを変更してください。 - クレジットカード会社等に連絡する
- 偽のセキュリティ警告画面等を保存する
- 警察に通報・相談する
サポート詐欺にあわないためには
- パソコン操作中に動作、画面に異常があっても画面表示の案内先に連絡しないこと。
- ウイルス感染やパソコンが乗っ取られる入口となる誘導サイトのURLをクリックしないこと。
一番の対策は、パソコンのぜい弱性(セキュリティホール)を狙われないように、OSやソフトウェアを最新の状態に保ち、ウイルス対策ソフト等を導入することが大切です。
これってサポート詐欺?と判断が難しい場合は信頼できる人に相談、または弊社までご連絡ください!